Saturday Night Wrist ![]() 価格: 1,788円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 Deftonesは、少しずつ自分たちの音楽というものを探っていると思う。 Saturday Night Wristも、今までと同じくラウドな仕上がりではあるが、 どこかしか、Deftonesというバンドの探っている、 音楽性というものが見受けられる。 止まっていない、常に先をみているバンドの一つだと思う。 情緒的で不穏なメロディーと、 強くエフェクトのかかっている、 独特なスタイルのヴォーカルは、彼らの個性と強みでもあり、 さらに今後どのように発展するか、非常に期待している所である。 |
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Deftones ![]() 価格: 1,411円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 典型的なオルタナティヴ/ニュー/ラップ・メタルは、感情のふたつの極点――「怒り」と「すさまじい怒り」――の間を行き来するだけで、音楽的な幅がない。だがデフトーンズは、ビッグ・レーベルからリリースされるアルバムとしては4作目となる本作でも、せまい領域に押し込められたこのジャンルの境界線を押し広げている。ヴォーカル担当のチノ・モレノの専売特許である悲しげな叫び声は、この手のバンドとしてはめずらしい感情の幅広さを充分に伝えているとはいえないが、ギタリストのスティーヴン・カーペンターは、轟音ギターにインダストリアルな要素を加味したテクスチャーを聴かせてくれるし、ミキサーのフランク・デルガドのつく |